アレルギーとたたかうセラピスト
及川文宏より
日本アレルギーリハビリテーション協会
アレルコア
福のしま研究会
YouTubeとnoteでは、アレルギー疾患に対する理学療法についてお伝えしています。
睡眠不足と肥満に関係があることを知っていますか?
しっかり寝れない日が続くと調子が悪くなる経験はみんなしていますよね。
睡眠不足の時
・頭はまともに働かない
・普段しないミスをする
・イライラしやすい
・お菓子を食べたくなる(ジャンキーなやつww)
・風邪をひきやすくなる
こんな感じになりませんか?
睡眠不足と肥満に関係がありそうな感じはしていますか?
夜遅くまで起きていると、お腹が減って、ポテチや甘いものが食べたくなる経験ありますよね。
これ、夕ご飯から時間が経って徐々にお腹が減ってきているだけではなく、ホルモン分泌も関与しているんです。
睡眠不足になると
・食欲を増加させるホルモン(グレリンなど)の分泌量が増える
・食欲を抑えるホルモン(レプチンなど)の分泌量が減る
・覚醒作用と摂食行動促進作用を持つホルモン(オレキシン)
※上の3つにより空腹感の増強と体重増加の危険性が高まります。
どれも肥満への道を突き進むことになりますねww。
夜遅くまで起きている時に、食欲が出てきて余計に食べ過ぎてしまうのは、気のせいではないんですよね。
その他にも睡眠不足によるホルモン分泌の変化は
・成長ホルモンが入眠前に分泌されるようになる
・コルチゾルは、静止期が短くなり、午後と夕方の血中濃度が増加する
・夜間の甲状腺刺激ホルモン上昇は消失し、1 日の平均値も低下する
・朝食後のインシュリン分泌が増加するにもかかわらず、血糖値は増加しており、耐糖能の低下がみられる
などが認められ、どれも身体にとって、調子を悪くする反応です。
脳を休めるレム睡眠
レム睡眠が不足すると脳が疲労する
→集中力が続かない。イライラしやすい。
体を休めるノンレム睡眠
ノンレム睡眠が不足すると体が疲労する
→免疫力が低下する。
寝不足によって
太って
風邪をひいて
イライラして
・・・・
良いことは1つも無いですね。
睡眠が大事だってことを改めて、感じてもらえたら幸いです🍀
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参考文献
・Singh M; Drake CL; Roehrs T et al. The Association between obesity and short sleep duration: a population-based study. J Clin Sleep Med 2005;1(4):357-363
・Measurements of Sleep-Related Hormones
Hirokuni TAGAYA
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/46/2/46_2_169/_pdf/-char/ja
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最後まで読んでくださってありがとうございます🍀
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